鳥の名前を知る


子どものころから近所で見たことのある鳥は「ハト」「スズメ」「カラス」「ツバメ」ぐらい……という都会暮らし。少し都心を離れると「サギ」「トンビ」「カモメ」……それから?? そんな野鳥たちの名前の顔と、名前を、野鳥の撮影をしておられる中島さんに教えていただくページです。


身近な野鳥といってもスズメやカラスだけではありません。都市部でも注意して見れば、意外なところで野鳥に出会えるかも。出会ったときに区別がついたり、名前がわかったりすれば親しみがわきますし、散歩のときの楽しみも増えます。

 

そこで、京都・大阪の都市部やちょっと足を延ばせば出会える野鳥を紹介していきたいと思います。地域差があるかもしれませんが、都市周辺で出会うことの多い野鳥と捉えてもらえればいいのではないでしょうか。

中島秀和



イソヒヨドリ

【イソヒヨドリ】〈磯鵯〉

漢字で書くと「磯」の字がついているように、全国の海岸で普通に生息している鳥ですが、近年は、市街地などでも見かけるようになりました。マンションのベランダで営巣することもあるようです。四季を通して見ることのできる留鳥です。


大きさは23cmで、スズメより大きく、ハトより小さいです。色はオスが頭・背部・のどの辺りがくすんだ青色で腹がくすんだオレンジ色で、色の境界がはっきりしています。メスは青味のかかった灰色で鱗のような模様があります。オス・メスの区別が一見つきやすいのですが、幼鳥はメスの色と似ていて、メスと思っていたのがオスの幼鳥だったということもあります。

 
また、オスは鳴き声が美しく、ツツピーコ・ピ~という感じに聞こえるということですが、時期によってはそう聞こえないこともあります。

 
1枚目の写真(オス)はトリミングしていますが、コンパクトデジタルカメラで撮ったもので、運が良ければ、このように間近で見ることができます。2枚目の写真(メス)は近所の家の屋根の上にいたものです。
住宅街の屋根の上や道路で見かけますし、駅のホームで電車を待っているときに声を聞くこともあります。個人的な話をすれば、この鳥の声で目が覚めることもあります。結構、身近な野鳥の1つといえると思います。



profile


中島秀和。

大阪府在住の、(兼)余暇に強いキャリアカウンセラー。